Peashooter製1/35 トラ超精密工作
いやはや、またもや呆れて言葉もないというのが私の感想です。
1/35のDKWや1/48のBMWサイドカー付を見たときも、あまりの小ささとそのディティーリングに驚き呆れましたが
今度のトラは完成度のレベルが違います。
ベースキットはSugita氏や私が多少、その誕生に貢献したPEASHOOTERブランドのトライアンフ3Hと軍用3HW
確かにキット自体の精密度は非常に高いのですが
そのパーツを殆ど作り直し、細部にわたってディティーリングを施しています。
実は、私が「最高の仕上がりのトラを作れ」と
圧力をかけたのは確かなんですが、ここまでやるとはねえ。

一枚目の写真がなければ1/12、いやエッシーの1/9のトライアンフだと言っても信じられるでしょう。
さすがに今までGOD HANDSという尊称を奉っていた私も、今後は「MAD」と呼ぶことにしました。

この頁も手元に1円玉を置いてご覧いただくようお勧めします。
こんな小さなキットに、信じられないほどのディティール・アップをしているのが実感できます。

Kims House Garage Owner



制作にあたって:
Swash Design 第一弾の超精密メタルバイクキットに
どこまで手が入れられるのか!?
 が今回の課題でした。
 なるべくキットの部品を活かしましたが、
フレーム関係がどうしても太かったので、真鍮線などで置き換え、
kimshouse Garageでは製作が当然とされているエンジンフィンの自作、スポーク張り、各種レバーの自作、ボルト留め
と通常の手段で完成させました。

その小ささゆえに
製作過程全般において接着が困難であり、
しかも小さいのに重量があるために何回も転倒、落下を繰り返したため
最初に目指した美しい仕上げにはなりませんでしたが、まずまずの仕上がりとなりました。
スポークやエンジンフィンなどの各部品は素材の最小単位0.1mmです。
今のところ追及できる限界のようです。
また、今回はリムの旋盤加工・フェンダーの叩き出しに挑戦しました。
この技術を縮尺の大きいバイクにも適用できるようにしたいものです。
K.Sugita Wrote:
1/35 Triumph in Progress
キットについて:
キットについては既にレアキットの頁で詳しくご紹介しましたので 
ここでは省きます。
残念なことにこのトライアンフは民間型は昨年3月に軍用モデルも11月には 
売り切れてしまい今は在庫もありません。
手間のかかるガレージキットなので、生産数が200台前後と 
とても少ないので 
しかたがありませんね。
でも嬉しいお知らせを・・・・。
それはこのトライアンフが再生産されるという話です。
このPEASHOOTERブランドのトライアンフは国内外のさまざまなモデル雑誌に 
取り上げられ特に海外で大評判になり在庫がなくなった今も 
各国のバイヤーから注文がくるそうなのです。
そこで2月には少量再生産をしようかと計画しているという話です。
但しあくまでも海外輸出中心なので 
国内販売がどれだけになるかは分りません。
もしあなたがどうしても手に入れたいという場合は 
下のリンク頁からSWASH DESIGNに飛び 
メールで予約発注をされたほうがいいと思います。

SWASH DESIGNからもう一つの嬉しい話題はこのトラに次ぐ第2弾 
ツンダップがもうじき発売になること。
これも生産数は少ないので予約が必要でしょうね。

Kim's House Owner Wrote:

to Peashooter Page
上が民間型3H。下が軍用3HW.
小粒ですがピリリと辛い精密メタル
キットです。
to SWASH DESIGN HP
我らが湘南の友人 Zipp齋藤氏が
主催する新メーカーSWASH DESIGN。
最新情報はここで見て下さい。
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