BMW R75 サイドカー付軍用を民間型に キット:バンダイ 1/48
最初の製作報告   2002年1月5日
ゴッド・ハンドは狂気の「マイクロ」ハンドと化した。
神の手はまた小スケールに途中下車してしまいました。
それも1/35を通りこして、なんと1/48!!!! 
私の1/9 BMW R75 に刺激を受けたのかどうかわかりませんが、
バンダイの1/48BMWを持って帰ったと思ったら、
AJSを中断してして? いきなり凄いこと始めました。
まあその小さなホイールに、ニップル付のスポークを張るなんて、
エンジンフィンを1枚1枚切りだして自作するなんて、気でも狂ったか??? 
というような有り様でしょう。とにかく写真を見てやって下さい。
まさに狂気のマイクロ・ゴッドハンドであります。
とにかく驚いた!
最初に来た写真は1/35 DKWとの比較。
右下が48のホイールです。
これでも、こんな小さなものを「おッ、本当に
やるのか」と相当驚きましたが、次の日来た
下の写真には目が点になりました。
昨日お送りした写真では、片側のスポークだけで
しかも0.2mmでしたが、昨夜、0.1mmスポーク
と0.3mm真鍮パイプで作りなおしました。
ニップルがついて大満足です。
写真ではリムが汚いですが、これは、適当に色を
塗っただけですのであとでもう少しペーパーを
かけて綺麗にします。
今回もこの大きさでもハブに向かってスポークを
斜めにしてあります。自分でも気がつくのですが
ニップルの方向をきちんと定めると自然にスポーク
のカーブが綺麗にできるという感じでした。
フィンも自作するのか!
エンジンフィンに取り組み始めています。
0.2mmアルミ版をエッジだけ0.1mm 
程度に削ってDKWのフィンと 
同じ方法で作ります。

エンジンフィンの片側ができましたので、
写真を送ります。

まったくゴッドハンドSugita氏の 
目と手はどういう構造になっているのか 
知りたいですよ。 
第2回目の製作報告  2002年1月14日
1/48の仮組みも当然小さい
連休中に1/48 BMWの仮組み写真が届きましたよ。
呆れるほどの小ささで、仮組みもなにもあったもんじゃ
ない、と思うんですが、小さな神の手は真面目に丁寧に
作っております。
こんなに拡大して観てみると、元になるキットの良し
悪しが判りますが、肉眼ではどうにも判断はつきません。
私の1/9 BMWとの比較写真を見ると、その小ささが
判りますでしょう。
"God Micro Hand" SUGITA氏の目は顕微鏡なみなので
しょうか? 大きな疑問です。
なにせ「0.5mmでも大きく見える」っていうんですから。

これにBMW特有のストライプをデカールで貼り付けると
張りきっていますよ。乞う御期待です。
BMWの仮組み写真をお送りします。
仮組み自体が小さいので形が少々歪んでいます。

今はフレームを修正しフェンダーのステーなどを作り始め
ました。が、その過程で、フロントフォークに大きな傷を
つけてしまいました。(ちょっと鉄ヤスリが滑っただけ
なのですが、実車にしますと転倒したほどの傷がつきます)
そこで、当初断念していた計画を実行することにしました。
フロントフォークのゴムブーツを再現してみようという試み
です。
1/48の大きさにも目が慣れてきましたので結構いろいろな
ことが出来そうです。0.5mmという大きさすら、それなり
に大きく見えるのですから不思議ですね。

1/9と比較した形を見ますとこの小ささは、ただ作ったと
いうだけであまり見栄えはしないということに気づきました。
少々がっくりしてしまいますが、完成にむけて頑張ります。
SUGITA
第3回目の製作報告  2002年1月27日
この極小エンジン自作は呆れるばかり。
さて小さな神の手が1/48でエンジンを作りました。
空冷フィンは 0.2mmのアルミ板のエッジを 0.1mmに
削るんだそうです。昔、米粒にいろは四十八文字を書く
人がいましたが、そんなレベルですね。こんな小さいの
作って、何が面白いのかよく判りませんが、とにかく
凄いテクニックであることには間違いありませんね。
以前1/48でエンジンフィンが出来たら自分でも凄いと思うだろう
といいましたが、自分で納得のいく状態でフィンは完成しました。
シリンダーの形状がかなり違いますしロッドもかなり太いのですが
実物は、こうでもしませんと(ロッドが)目立ちませんのでデフォ
ルメしました。この後、更にいじる予定ですのでご期待下さい!?
(もういいよ… 見えないよ… といわれれそうですね) SUGITA
第4回目の製作報告  2002年2月9日
" Mad " Micro God Hands !?。
小さな神の手の1/48エンジンのほぼ完成だそうです。
1円玉がないと1/12といっても通りそうなぐらい精密ですねェ。
なんでも、キャブレターだけでも5個の部品で作ってあるそうで
ただただ、一体どうしたらこんな小さな加工ができるものかと
呆れてしまいます。
とはいえ、毎回呆れ返っているのも飽きてしまいましたので、
彼にもう一つ「マッド」という愛称をたてまつって、あとは
知らん顔することにしましょう。
「マッド・マイクロ・ゴッド・ハンズ・スギタ」ってちょっと
長すぎますかね!?

BMWのエンジン写真を撮りましたので送ります。
まだ、キックペダル、ブレーキ、チェンジレバーなどが
ついていませんが・・・。 SUGITA

何でも勝手にお付け!
第5回目の製作報告  2002年2月28日
このサイズでディカール貼り!
ゴッドハンドからの写真が大分貯まりましたので、第5回目
の報告としましょう。
まずは、私が1/9で自作したストライプの縮小データを送った
ところ、それを更に加工して1/48のデカール自作と貼り込み
を実験していますね。
小さいだけにディカ−ルの密着には苦労しているようです。

これは、夕方の光の中で撮って、多少ごまかしています。
1/48のディカール貼りした写真を、他と同じ大きさまで拡大
しても綺麗に見えるようにするのは大変です…
ラインの外側がガタガタしたり、平面で貼ってみたサイド
カーの上部は浮いてしまっています。
デカール貼りが上手く工夫できると完成も近いのですが…
ハンドルもエキパイも自作!
このサイズでハンドルはおろか、ブレーキ・
クラッチ、チェンジ・レバーまで 
金属で自作してます。
エキパイも何度か修正したようですが完璧です。とても1/48には見えません。
第6回目の製作報告  2002年4月15日
最終報告
殆ど完成写真と同時に
完成1歩手前の写真が送られて来ましたので
その様子を最終報告としましょう。
このサイズでデカール貼りも完璧です。

昨日、BMWのデカールを全部貼り終えました。
ZIPP'S の齋藤さんが、
「BMWのデカールに滲みが出ているのが残念なので、
アルプスのプリンターで出力してあげる」
とおっしゃってくれたので甘えてしまいました。
それが、昨日届きましたので早速貼ってみましたが
大変よい感じです。
そして完成へ
BMWが後ほんの少しというところまできました。
余計なことをしなければ、明日には仕上がる予定です。
エキパイを再度とりつけ、タイヤとステップをはめ、パイピング
をすれば完成… だと思います。
タイヤは矢張り細いようです。
残念ですが仕方ありません。
タイヤがないほうが、R75らしいかもしれないと写真を撮って
みましたので、一応お送りいたします。

そんな訳でやっと完成です。いやーお疲れ様。

2002年4月16日
Garage2に収納しました。