BMW R75 軍用タイプから民間型への改装 キット:エッシー 1/9
最初の製作過程  2001年7月
私は大物。ESCI 1/9のBMW R75 サイドカー
付に挑戦しています。
ESCI のキットは軍用が最初にリリースされ、
後からそれを利用した戦後の民間改造タイプが
でていますが、実車は市販記録がありませんし、
キットも相当無理矢理改装しています。
それなら模型も得意の軍用から民間型へ自分で
改造してやろうと取りかかりました。

写真は左が軍用。右は民間型キットで、
ERTL社が代理店になって、アメリカ市場で
販売されたもの。

ホイールの完成
なんといってもスポークホイールはバイク模型
の見せ所です。
軍用モデルはもち論メッキパーツは一切ありま
せんから、まずリムのアルミ箔貼りをすませて
からスポーク張りを完成させます。

バイク模型なら車輪は2本で済みますが、
サイドカーはスペアタイヤまで入れると4
本!
四輪車が作れますね。
今回はちょっと特殊なホイールでしたので
スポーク張り本数は1輪当り60本。
計240本の地道な作業です。
あーしんど。

仮組み
一応仮組状態です。
側車付はさすがにデカイ。
今回は真っ白な車体のBMW サイドカーという
のがテーマです。
あとはSugita氏に見習って、エンジンの空冷
フィンをアルミ板で自作してみようかと思って
います。
まあこれも相当時間がかかりそうですね。
第2回目の製作過程  2001年9月
サイドカーフレームの仮組み
私のBMWサイドカーもぼちぼち進んでいます。
1/9という大きさに加え、舟付きですので
相当大きなものになりますねェ。
舟の載らないフレーム仮組状態で相当デカイ。
それだけに迫力はありますよ。
アルミテープと虫ピンで市販車風にディティール
アップしたホイールもいいじゃないですか。

しかしこのくらいまで組み上がってくると
なにか作業も楽しいですね。
でもここからが細かい仕上げパーツの製作から
全体のバランス調整まで大変なのです。
「百里の道は九十九里をもって半ばとす」ですね。
先を急ぎましょう。

汚し塗装
今回は白塗装と決めましたが、相変わらず
汚し仕上げ(なにしろオールドルックス)
ですからどの程度汚すかが見当つきません。
しかも白は汚すと元に戻りません。
だんだん薄汚れてきまして、ありゃ困ったなと、
反省しつつ、また汚す。
錆も加える。

この繰り返しですから、折角の白塗装がグレー
になったりして・・・。

エンジンフィンの自作完成
SUGITA氏を見習って、今回エンジンフィン
の自作に初挑戦しました。
一応パソコンで図面を描いて、3ミリと5ミリの
アルミ薄板を切り抜き、貼り付けて製作。
BMWは2気筒ですから(当たり前か)左右裏返し
をもう一つ作ります。
ああ面倒臭い。

彼のようなGod Handsではありませんから
とても完璧な仕上げとはいきませんが、第1作と
してはまあまあで、私自身は満足しています。
プラスチック・モールドの限界よりもシャープな
フィンが出来ることは確実ですね。
空冷エンジン製作ではくせになりそうです。

サイドカーとライン・デカール
カー部分の完成にはまだ時間がかかりそうです。
吊下げの板ばねをアルミ5ミリ板で自作。
また、民間タイプにしたため、BMW独自の親子
罫線が必要になります。
これがないとBMWは間が抜けますからねェ。
仕方なくデカールを自作します。
民間タイプのデカールをスキャンして、パソコンで
お絵書き。気に入らないラインを直したりして、
透明デカールに出力します。
実際に貼り込んでいない状態では、上手く行って
いるように見えますが、どうでしょうか??
写真は同時に出力した紙を切り貼りして、様子を
見ているところです。

懸案は、シートと内張り。
面積がデカイので、いつもの革の量ではとても
足りません。
皮革材料店で、使えそうな薄く抄いた革を探して
います。

完成にはまだまだ時間が掛かりそうです。

第3回目の製作過程   2001年9月17日
マフラーの自作
ESCI/BMWキットで頭が痛いのが、軍用特有の
大きな消音器の付いた集合マフラー(写真手前)。
民間型ではこんなマフラーは見たことありません。
ところがESCIでは民間タイプのキットにも、この
マフラーをセットしてありますんで、コンバート
もききません。
今回は思い切ってアルミ丸棒を使
って自作して
みました。
アルミ丸棒はエクゾーストパイプが4mm。
マフラーが9mmを使用。
パイプ部分を曲げて、マフラーを穴空けして
ゴシゴシと削ります。
それから旋盤替りの電動ドリルに咥えてよく削り、
磨き出します。
パイプとマフラーを繋いで、曲げ角度を調整して、
新たに取り付け金具を作って取り付けます。
これも左右2本ですからなかなか面倒
ですね。

でも完成
してみるとなかなかよろしい。
1/9ですから、ちょっと大きくて面倒
でしたが
1/12以下なら曲げや削りも簡単
でしょう。

皆様にもぜひトライをお勧めします。
自作デカール 
作っておいたデカールを貼ってみました。
ラインが長いので途中でカットしつつ 
貼っていきます。
この子持ちストライプが入るとBMWという 
感じがしてきますね。


サイドカーのストライプもうまく貼れると 
いいのですが・・・。
第4回目の製作過程   2001年10月1日
いよいよ最終段階
オーナーのBMW R75もいよいよ最終段階。
ヘッドライトのリムやハンドル・バーをアルミで
自作しまして、本体関係は組み上げ、パイピング
を残すのみになってきました。
後は、汚しをどうするかですね
ェ。
折角綺麗に出来
ているのに、あまり汚したくない
気もしますが、オールド・ルックスと銘
うった
関係上
そうもいかないし。
ちょっと悩むところです。
仮組み状態のバランス
BMWでは最も大柄な(軍用)モデルの全体像
が見えてきました。
仮組み状態ではバランスもなかなかよろしい。
やはりマフラーも自作して大成功!?。

サイドカーのストライプ貼りもなんとかうまく
いって一安心です。
残るは
いよいよ最終工程ですが、最後の自作の大物は
サイドカーのシートですね。
キットのものはビニール系のシンプルな軍用シート
でイメージがちょっと違いますので、バルサ材を
削りだして、キルティングの革張りシートを自製
してやろうと思っています。
革は下川商店さんから0.3mmの羊皮を入手しま
したので、それを使用する予定。
うまく出来ましたらご喝采です。
第5回目の製作過程   2001年10月11日
できるできるといいながら・・・
何度も、「いよいよ最終段階」といいながら。
BMWはまだこんな状態。
細かい部分のディティールアップが結構面倒臭くって
なかなか進みません。
汚しの方は、あちこちいじくり回しているうちに
勝手に汚れてくれました??
椅子は頑張った
サイドカーのシートは久しぶりの力作。
バルサ材でベースと、キルティング用の短冊を
10枚削りだします。
それに一枚一枚皮を巻き、貼り合わせていきます。
ところが羊皮は表面を荒らしても使い込んだレザー
シートの感じが出てくれません。
仕方なく、最後は塗装で擦れた感じを表現してやる
こととなりました。
マフラーが・・・
最終の仮組みでは、勢いにまかせて作ってきた
自作部品のボロが沢山発見されます。
今回の問題点発見は、気に入っていたマフラーの
取り付け角度がズレていること。
後部から見ると右側マフラーが低くなってしまって
います。
直すのは大変だし、直さないと格好悪いし、
困ったもんです。

といいつつ、2001年10月21日やっと完成。

完成品はガレージ1に収納済です。