第15回モデラーズクラブ合同展出品顛末:
いやまあ凄い数。130を超えるとかいう出展クラブのひしめく一角に我が出展クラブ「ゾンネンキンダー」は位置しておりましたよ。 私とMADのバイクもありますが、ネアンデルタール人あり骸骨あり、バカでかい帝国露西亜のレベデンコ戦闘車(なんだこりゃ?)あり ペーパークラフトの車あり、SWASHの小さなバイクもあり、それはもう様々ごった煮 闇鍋状態(笑)です。 他のクラブはと見れば船や飛行機、戦車もので整理されているのもありますがごった煮も数多く、いやその未整理ぶりは見ていて気持ち のいいほどでしたよ。(笑) 照明は地明かりだけで全体に暗めの大会場に、会議用のテーブルをビッシリ並べ、その上に各クラブが無数の作品を好きなように陳列 するんですから、まさに高校の文化祭の大規模版ですなあ。 しかしその熱気は凄い。我こそはとばかりに各作品(各作者?)が見てくれー! と叫んでおりまして息苦しいほど。 私もMAD SUGITA氏もこういった展示会にはとんと無縁なため、殆ど酸欠状態でフラフラでした。 |
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安倍川餅GET!: そんな無数の参加クラブ×無数の参加作品の中で なんと私のBMW R75 民間型サイドカー付が選ばれ 賞を貰ったァ??? 実は合同展初日にそんなコンテストがあったそうです。 なにやらタミヤが今回招待したアメリカの優秀モデラー 3名が会場を回って「これぞ」という作品を選んで表彰 したということらしいのですが、皆に訊いても「よく知ら ない」と関心が薄い。(笑) 考えてみれば選ばれた理由はよく判りますねえ。 選ぶ方の心理として短時間であれだけ沢山の飛行機や 戦車、船からこれがベストだというのを1点選ぶのは 相当神経を使います。数少ない出展数のバイクの中で 白のサイドカーが目にとまったのでしょう。 パッと目立つという点で選ばれたんですな。決して真剣 な審査を経て選ばれたものとは思っておりません。(笑) |
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その選考のあった土曜日は私いませんでしたので、出展クラブ主宰者金子惣太君が代わりに受賞してくれまして、日曜日の朝私受け取り ましたが、その賞はなんと「安倍川餅」。(爆笑)上の写真で私が嬉しそうに手に持つ奴です。 おいそりゃねえだろう。かりそめにもアメリカの優秀モデラーが選んだ日本の受賞者だよ。アメリカ招待してくれてもいいんじゃねえか と偉そうに言ってはみたものの、誰も取り合ってくれません。当然か。(笑) |
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怪しい安倍川餅 とまあアメリカ招待の代わりに有難く押し戴きました安倍川餅。よく見ると相当怪しい。 静岡ホビーショーのロゴマークが入り「第十五回モデラーズクラブ合同作品展」のタイトルが印刷されているのはまあ特注品として よくあるパターン。 しかし人足が迷彩服着ているのは変でしょう。アレレッ大井川の対岸にはガンダムがいるし、その上にはF15イーグルかMIG-25 フォックスバットらしき戦闘機が飛翔中!! なんだこりゃ?とよくよく見ると右下には模型魂なんて書いてある。 誰だこんないたずら描きしやがってと思いましたら顔が浮かびましたねえ。のざりんだな。オイッ いいかげんにせえよ。 とどめは左下の「東海道五十三次の内 府中 やまだいち」と書いてある、製造元「やまだいち」さんの大切な商標の臼には、なんと有名な 世界の2つ星がァァァ・・・。 おい、こんなもん喰えるんかい?と怪しみつついただきましたら、中身はおいしい安倍川餅でございました。ああよかった。 |
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対岸の化け物について「静岡の瀧井大助」の解説: あの対岸の化け物の件ですがあれは観音様でもなんでもない、正真証明のガンダムです。 江戸時代から今にいたる交通事情の変化、つまりお籠から人力車、さらに車やトラックという輸送手段の大型化 は人足による川渡しに限界を感じついに大型人足「ガンダム」の導入にいたったのであります。 しかし商売の競争、法律スレスレの客引きが連邦軍とジオン軍の間で武力衝突に発展するケースもあるため 非戦闘地域で商売する小口の人足たちも迷彩服で自衛するしかないようです。 いうまでもなくこれは軍事機密であるため静岡県庁あたりに電話して「川渡しの人足にガンダム使ってるって ホントー?」と問い合わせてもまともに取り合ってくれないと思います。 なるほど そーだったのかああ。 |
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