Madの子供たち(駿くんと瑞月ちゃん)が
プロヴィーニさんの追悼作品展に参加するという話は
彼のメールで知っていました。
しかし、大のおとなも手を焼くプロターを短期間で作るなんてちょっと無理だろうと
思っていましたが、冬休みに見事に完成させてしまいました。
随分 Madが手伝ったんだろうと思いましたが、どうもそうでもないようです。
今はプラモデルなんて作らない子供たちが多い中、とても器用で貴重な子供たちです。
そんな意味でKim's House Garage も タイトル写真まで兄妹の作品を採用して応援です。
 
     
     
     
父親の解説:
追悼作品展の車種選定をしていると、息子も参加するといい始めました。 ただ自分で作っているだけではなくて、イベントに参加してみたくなったのだそうです。 プロターには、なかなか好みのものがなかったようですので、MV AGUSTA F4を勧めてみたところ気に入った様子。ネットで実車写真を拾って確認し、納得していたようです。
製作にあたっては目立つパーティングラインを消す程度で、ちゃっちゃか作り上げるのは今までと同じでした。 合わない部分などは、適当に削ったりしながら組み上げたようです。 サーフェーサーを吹いて形を確認し、マスキングテープを使って塗りわけをしていました。 エアーブラシの準備から片付けまで一人でやれるようになったことが嬉しかったようです。 またディスクブレーキをそれらしく見せるため、電動ドリルに加えさせて鉄ヤスリで回転筋をつけるという工夫をしていました。
親と似ず、細かい部分を全く気にしない性格なので、デカールなど結構いい加減に貼ってありますが仕上がりには相当満足しているようで「かっこいい〜」と言いながら眺めております。 
     
 
     
     
     
父親の解説:
追悼作品展の話を息子としていると、娘までが作りたいと言い始めました。 今までのみたいに、パチパチくっつければ仕上がるものじゃないよ…とは言ったのですがその意味も分からぬ娘は、早速車種の選定に入りました。が、キットの写真や実車写真を見ても、見る度に言うことが違います。
結局 KAWASAKI ZX-7R にしましたが、レーサー仕様のゴテゴテ貼ってあるデカール、ナンバーは嫌いということで一般車仕様を選んでいます。自分一人で作ると頑張っていましたが「穴があいていない」、「ちゃんと合わない…」、などと文句を言いにくる回数の多いこと、多いこと。 「外国のものはダメだね〜なんで日本みたいにちゃんと作らないんだろ?」っとまで言い出す始末。 「だから最初に言ったでしょ」と私に言われ、あっちこっち削る場所を指示されながら作っていました。 極端に曲がっているキャブの修正と、取り付けが難しかったエアダクト以外は自力で完成させ、そこそこ満足はしているようですが、デカールに皺がよってしまったことは非常に気にしているようです。
塗装も今までとは違い、形状が複雑で面積も広いため失敗の連続。 サーフェーサー、ベースホワイトも吹いてから塗装していましたが、エアブラシとの距離を一定に保って吹けないため「だま」ができてしまい、全てを溶剤で落としてから(これは親の仕事)塗装し直した部分もあり、かなり手間がかかりました。 年末から年始にかけ、親子3人がバイク模型をひたすら作るという図は相当妙なものだと自分でも思いますが、まぁ楽しかったのでよしとします。 
     
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